気を遣い過ぎる必要はないが周囲を不快にさせない配慮は必要
フロント(あるいはリヤ)ガラスに付着した汚れを簡単に洗い流せるウインドウォッシャー。ときどき「ウォッシャーを使うのは停車中が基本、走行中に使うのはマナー違反」という意見も聞く。しかし、明文化されたそのようなルールはないので、走行中だろうが停車中だろうが窓の汚れが気になったら、そのまま走り続けずに、遠慮なくウォッシャー液を出せばいい。
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なかには、「前を走っているクルマからウインドウォッシャー液が飛んできて、自分のクルマに飛沫がかかった」と憤慨するドライバーもいるかもしれないが、道路を走っている以上、水やホコリ、鳥の糞、葉っぱ等は飛んでくるもの。洗車直後なら、なんとなくイラッとする気もちもわからなくもないが、飛び石のような固形物ならともかく、ウォッシャー液なら基本的に無害なので、お互い様ということで……。
とはいえ、わざわざ他のドライバーを不愉快にさせることを望む人はいないだろうから、ちょっとした気遣いができるとスマートだ。
ウォッシャー液を出すときは、まず後続車との車間距離をチェック。かなり近いようなら、間隔が開くタイミングを待つか、停車中に出す方がベター。
高速道路では、けっこう遠くまで飛んでいくが、これは仕方がないとあきらめてもらおう。ただし、高速で走行中は、ウォッシャー液を出しても、自分のクルマのガラスにかかる量も必然的に減ってしまうので、走行中に突発的にガラスが汚れた場合を除き、高速道路に乗る前か、SA・PAなどで利用した方が賢いというもの。
また、街なかなどでは、後続車だけでなく、両サイドの歩行者や自転車、オートバイなどにウォッシャー液が掛かってしまう恐れもあるので要注意! これは相手が生身(!?)な分だけ、後続車にかかる以上に迷惑になる。
ウォッシャー液のノズルを調整して後続車への影響を抑える
もうひとつ、ウインドウォッシャーのノズルの向きを正しく調整しておくことも重要。ウインドウォッシャーの噴射の位置がずれている場合は、ノズルの穴に安全ピンなどの細めの針を差し込んで、上下左右に動かせばOK。
噴射の向きが上向きだと、後続車に飛沫がかかりやすくなるので、何度か実際にウォッシャーを出して、液がガラスに当たる位置がちょうどよくなるよう調整してみよう。ワックスなどがノズルに詰まって出が悪くなったときも、同じ方法で解消できる。
なお、停車中にウォッシャー液を使うと、一度ワイパーで水を切っても、走行し始めた頃に、上から液が垂れてくることがしばしばある。
したがって、ウォッシャー液を使うベストなタイミングは、交通量や人通りが少ない道を、ゆっくり走っているときだといえるだろう。
(文:藤田竜太)
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