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【ファン必見】超精巧なエンジンスケールモデルにFJ20型が登場

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【ファン必見】超精巧なエンジンスケールモデルにFJ20型が登場

日下エンジニアリングの6分の1エンジンモデルシリーズ

2015年4月、6分の1エンジンスケールモデルという新たなジャンルで模型業界に参入した鳥取県米子市の「日下エンジニアリング」。

その数なんと180機! 日産の歴代エンジンを集めた貴重な博物館

最新の3Dスキャナーを使うことで、高精度な再現性を可能とするとともに、従来は手作業だった型の製作時間を短縮。コストを圧縮することで、従来からあるエンジンスケールモデルよりも安価で提供できるようになったという。

日産自動車好きであり、自らもR33型スカイラインGT-Rオーナーという同社代表の意向で第1弾として発売されたのは8代目スカイラインのR32型~10代目のR34型GT-Rに搭載されたRB26DETT型エンジン。

1機1機ハンドメイドで作られたそのエンジンは3万2400円の価格ながら1年間で500機以上を販売するほどの大ヒットに!

そして、今年3月には第2弾となる初代スカイライン・ハコスカGT-Rの強心臓であるS20型エンジン、そしてRB26DETTのアップデート版となるチューンド・コンプリートエンジンシリーズを追加するなどバリエーションを広げている。

大人気のエンジンスケールモデルシリーズの第3弾として8月22日(月)に登場するのが1980年代に勃発した2リッタークラスパワー競争を制したFJ20ETエンジン。

これは6代目スカイラインのスポーツモデル「RS」に搭載され、一代限りで消滅した孤高の4気筒DOHCモデル。ターボ化、そしてインタークーラー装着など、短期間で矢継ぎ早に進化したエンジンで、現在の40~50代のクルマ好きなら知らない人がいないほど一世を風靡した日産が誇る名機だ。

製造はシリコン型のレジンキャストがベースだが、シリンダーヘッドには金属(ホワイトメタル)を採用。そこに本物同様の結晶塗装(当時はちりめん塗装と呼ばれた)を施すことで、リアリティをとことん追求。手に取って感じるずっしりとした重さに思わずニンマリするはずだ。

RB26とS20にもバリエーション追加

同時に、すでに登場しているRB26DETT、S20型エンジンにバリエーションが追加。

RB26DETTは前回リリースした日産ワークスが手掛けるコンプリートエンジンS2のカスタムアップバージョン(赤ヘッドと黒ヘッドの2種類。いずれもニスモ製サージタンクとタービンインレットパイプを装着)とニスモのアンテナショップである大森ファクトリーがリリースした最後の限定エンジン「ファインスペックファイナルエデション(こちらもニスモ製サージタンクとタービンインレットパイプを装着)」を用意。

S20は初代S30型フェアレディZに搭載されたエンジンモデル(Z432)が登場。

すでに登場しているハコスカGT-R用はエアクリーナーボックスが装着されていたが、フェアレディZ用はより大量の空気を吸い込み、チューンドカーの匂いがするファンネル仕様(キャブレターに取り付けられたラッパの先端のような部分)を設定。

ファンネルはアルミの丸棒から削り出しで存在感を主張。結晶塗装が施された金属のヘッド部分と相まって、さらに質感を高めている。また、Z用とGT−R用の細部の変更点も忠実に再現されており、スカイライン&Zマニアも唸る至高の出来映えとなっている。

本体サイズは全長150×全幅210×全高160mm(ベース、アクリルカバーを含む)。ウォールナットの木製台座、専用のスペックプレートが付属し、気になる価格はFJ20ETが4万3,200円、RB26DETTのファインスペック・ファイナルエディション(グレー)、ニスモ製S2が4万8,600円、S20のフェアレディZ仕様が5万9,400円(税込み、送料別)となっている。

今後は日産だけでなく、他メーカーの名機も製作する予定だというので、期待してほしい。

(文:GT-R Magazine 山崎真一)

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