座る場所と共に酔いにくいコツも抑えておきたい
夏のレジャーシーズン。海や山に繰り出すときに乗り物酔い、とくにバスに弱い人は楽しいはずの旅行が憂鬱になることも……。そもそも乗り物酔いとは、乗り物の揺れや、加速・減速の際に体に加わる加速度によって三半規管が刺激された結果起きる自律神経の失調状態と言われている。
【意外と知らない】なぜ外車は日本仕様の右ハンドルでも左ウインカーなのか?
ということは、そうした揺れや加速の変化が少なければ、乗り物酔いは軽減されるということ。
走行中のクルマには、前後のピッチング、左右のローリング、クルマが曲がるときに発生するヨーイングの三つのモーメントが発生する。それぞれのモーメントには、その中心になる一点があり、その中心から離れれば離れるほど、その動き=揺れは大きくなる。
逆に言えば、その中心に近い位置に座ると揺れが少なくなり、乗り物酔いが楽になるということ。
では、そのベストポジションはどこなのか?
酔いにくい場所は車体中央よりやや前よりの席
ピッチングの中心、ピッチングセンターは、前輪と後輪のほぼ中間点と思って間違いない。
ロールの中心、ロールセンターは、車体の重心よりも低いところに位置し、そのロールセンターにできるだけ近い方が、ロールモーメントが少なくなって揺れにくい。
バスでいえばホイールハウスの上や、最後部の座席など周囲より高い位置にある席はNGということ。
ヨーイングの中心は、車体のZ軸、これもおよそ前輪と後輪の中間点付近という解釈でいいだろう。
したがって、バスで一番クルマ酔いになりにくい席は、車体中央の通路側、それも厳密に言えば、ロールセンターは後輪から前輪に向かって前下がりで通っているので、中央よりやや前側の席ということになる。
そのうえで、あらかじめ睡眠時間をたっぷりとっておき、進行方向に向かっていい姿勢で座り、比較的ゆるめの服装を着て、空腹・満腹を避けて乗ることが重要。
間違っても本やスマホの画面を見るのはNG。目から入る刺激を減らした方が好ましいので、車内でもサングラスをかけるというのもひとつの手。音楽はリラックスできる曲なら効果的。
あとは手首の内側を上にして、手首が一番折れる線から指3本分(人差し指、中指、薬指)肘寄りの真ん中にある、「内関(ないかん)」のツボや、掌のちょうど真ん中のツボ「手心」を揉むのも乗り物酔い防止に効くとされている。
とくに「内関」は、研ぐ前の乾いたお米を一粒、絆創膏で「内関」の位置に貼っておくだけでもOK。せっかくの帰省、行楽、少しでも快適なドライブ旅をお楽しみください。
(文:藤田竜太)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
「新大阪駅ほぼ直結高速」実現間近? 新御堂筋の“ぐるぐるランプ”が見えてきた 「淀川左岸線」万博の準備着々
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超えの「“R36型”GT-R!?」! “匂わせ”デザイン採用の「Hフォース」中国登場へ
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?