テスラは1月15日、日本国内向け「モデルS」に自動運転に関する最新ソフトウェアの提供を開始した。テスラによると、今回の配信で提供されているのは、
・高速道路と自動車専用道路で自動運転が可能な「オートパイロット」
・ウインカーを出せば自動的に車線を変更する「オートレーンチェンジ」
・縦列と直角の駐車が可能な「オートパーク」
の3つで、すでに米国他では提供が開始されている機能だ。
テスラ「モデルS」の現行モデルの場合、
・前後に6つずつ、合計12個の超音波センサー
・前方の車間距離などを計測するレーダー
・フロントガラス上部に配置されたカメラ
によって実現しているという。
テスラによる機能説明は以下の通りだ。
◯オートパイロット
・メーターパネルに車線がグレーで表示され、車線または前方の車両、またはその両方を認識すると、レバーを2回を押すことで、自動運転モードに変わる。車間距離や速度を指定しておけば、それに合わせて自動運転を行なう。
・自動運転中もハンドルには手を置くことが前提だが、青いステアリングマークが表示されるとステアリングから手を離しても走行する。
・一般道でも車線を認識することができ、自動運転は可能だが、機能としてはあるものの、あくまでも高速道路での運転時における自動運転を利用を前提としている。
・ブレーキを踏んだり、ステアリングを少し左右のどちらかに切ったりすると、オートパイロット機能が解除される。
◯オートレーンチェンジ
・オートパイロットの実行時に、ウインカーを出すと、自動車の周囲360°の状況をセンサーで確認。自動的に車線を変更する。
・オートレーンチェンジは、米国以外では規制に合わせてステアリングに触れている必要があるが、米国ではステアリングにまったく振れずに車線を変更することができる。
・隣の車線が混雑している場合など、自動でレーンチェンジができなかった際には、ウインカーを戻せば、オートレーンチェンジ機能が解除される。横の車線の移る機能としているため、高速道路のパーキングエリアや出口などの斜め方向に進む際には、ウインカーを出してもこの機能は使えない。
◯オートパーク
・停止している自動車と自動車の間が駐車可能であるかどうかを測定。可能だと判断すると「P」マークが表示され、その後、ディスプレイ上に表示される「Autopark Ready」の「START」のアイコンを押すと、自動的に駐車を開始する。狭い車間でも、数回の切り返しで、縦列駐車をすることが可能。
・発進はドライバーが行なう
テスラの新しい機能や修正はソフトウエアアップデートを通じて行われる。新しいソフトウエアが提供開始されると、運転席と助手席の間のタッチスクリーンにアイコンが表示される。ダウンロードには数時間かかるため、ダウンロード開始時間をスケジュールすることができる。前回のメジャーアップデートは2015年3月。この際に車間とスピードをキープする機能(オートクルーズコントロール)を提供している。
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