NNGが最新の車載ナビゲーションソフトウェアを日本市場へ投入

ナビゲーションソフトウェアプロバイダーのNNG（本社：ハンガリー）は、最新の車載ナビゲーションソフト「iGO primo nextgen（アイゴー プリモ ネクストジェン）の概要を発表した。2015年内に日本市場へ投入する予定。

NNGは全世界で30を超えるブランドで採用され、2000万台以上の出荷実績を持つナビゲーションソフトのリーディングカンパニー。自社ブランド名を表記しないホワイトレーベルとしてソフトウェアを提供し、自動車メーカーそれぞれの要求に合わせてカスタマイズを施す。

今回発表した「アイゴー プリモ ネクストジェン」は、タッチスクリーン、ロータリーコントローラ、音声操作など様々な入力プラットフォームを提供し、あらゆる車種に対応可能な柔軟性の高いプラットフォーム。スマートフォンやタブレット機器にも適用可能な技術で、特に「NavFusion（ナビフュージョン）」と呼ばれるスマートフォンとの統合機能が目玉の一つ。ユーザーがスマートフォン上のアプリで更新した最新の地図やコンテンツの情報が、クルマに乗り込んだ際に自動で接続され、バックグラウンドで同期化されるという。

OEM リレーションズディレクターの池田 平輔氏は「この新しいソフトウェアは、あらゆるハードウェアや車種に対応可能。車種、ブランドに最適なコンビネーションの選択ができ、開発のリードタイムとコスト削減が実現できます」と語った。なお、日本に投入予定の「アイゴー プリモ ネクストジェン」には、独自仕様として約40種類の機能が新たに搭載される予定だ。