スズキのキザシ何で無くなったの？

Question

リアのキザシのエンブレムもリアスタイルもなかなか良かったのに、ワゴンだらけのスズキの中で唯一のセダンで良かったのに。
やはり値段でしょうか。

Answer 1

スズキの前のボスが、「キザシは開発スタッフが"どうしても出したい"って言うから出させた」と言っていた。だから、スズキの他のモデルとはちょっと扱いが違うと思う。

たぶん本当はGMのために開発した、基本的にアメリカで売るための車だった。でもそれが諸事情でなくなり、たぶん本来は出さずにお蔵入りになるはずだったんだと思う。

でもスズキは90年代からずーっとアメリカ向けにこのクラスの乗用車を開発し続けているのに、一度も陽の目を見ていない(グランドエスクードなどのSUVは出た)。だから開発陣にフラストレーションが溜まってたんだと思う。スイフトの成功で社内での発言力も強まっていたかもしれないし、GMのグループを離れたのを機に"出したい"という声が出てきたとしても不思議じゃない。

だから、キザシはその名前とは裏腹にGMと提携していた時代の名残りであって、発売にまで漕ぎ着けたこと自体がゴールだったんではないか。だから受注生産だったし、モデルチェンジしてまで売り続けるような車ではなかった。メインの市場であるアメリカからも撤退したわけだし、もう売る場所もない。だから後継車もない。雑誌が後継車みたいに言っているのはSX4セダンの新型だし。

もちろん、すっごく売れていたりすればまた違ったんだろうけど、日本ではスズキで売っていたGM車(ポンティアック・グランダムやシボレー・オプトラなど)からの買い換えぐらいしか需要がない。だから、スズキのディーラー前やショールームに置かれたときの違和感はかなりのものだった。スズキのＳマークよりもアロウヘッド(ポンティアックのエンブレム)の方が似合う車だったと思う。

質問者からのお礼コメント

なかなか詳しい解説ですね、なるほど本当はメーカーの人もこうゆう車を作りたいんですね、そうでしょうね、本当はワゴンＲに似たようなワゴンばかり作りたく無いでしょうね
スズキも、もっとキザシみたいなセダン系を作ってイメージを変えてほしいと個人的には思う、無くなったのは本当に残念です。
ありがとうございました。

Answer 2

もともと受注生産だったし、覆面に多く売れたから、もういいやってなったんじゃないですか(^^;)

Answer 3

最近覆面によく出てきますよね。

個人的にもキザシかっこいいも思います。

Answer 4

キザシ、最初に見た時ビックリした記憶があります。
車体自体にボリュームがあり、カッコ良く内装も中々高級感がありました。

ユーザーには、求められてなかったんだと思います。
スズキは、安くコンパクトで良い車とイメージが強くキザシには値段も車格も含めイメージから離れ過ぎてしまったように思います。