2015年8月
■2015年8月
BMWはミニの基幹モデルである3ドアハッチバックをベースにハイパフォーマンスモデルのジョン・クーパー・ワークスを追加設定し、2015年3月16日(MT車は2015年4月後半)から注文の受付を開始した。
外観デザインは専用デザインのエアロキットを標準装備して精悍さを表現したほか、新開発のブレンボ製ブレーキキャリパーは赤く塗装されてJCWのロゴが刻印されている。アロイホイールは専用デザインの17インチが装着されている。
ミニ3ドアに追加されるジョン・クーパー・ワークスは、レーシングスピリットを引き継いだ走りを特徴とする高性能エンジン搭載車で、これまでのミニでもさまざまなボディタイプに設定されてきた。搭載エンジンにバルブトロニックや高精度直噴、ツインパワー・ターボ・テクノロジーなどの技術を盛り込み、動力性能をミニ史上最強のものとしている。
新開発の直列4気筒2.0リッターエンジンは、170kW(231ps)/5200~6000rpmの最高出力を発生し、320N・m/1250~4800rpmの最大トルクを発生する。最大トルクはオーバーブースト時には350N・mに達する。トランスミッションは6速MTと6速ATの設定があり、ATは新設計によって燃費を約25%向上(新欧州サイクル)させている。同時に0-100km/hの加速は従来モデルより0.6秒も短縮して6.1秒を達成したという。
カーブ走行をサポートするエレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール(EDLC)、パフォーマンス・コントロールを備えたダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)などの最新の電子制御技術が標準装備されている。
同年8月25日には一部改良を行い、クーパー(3ドア/5ドア)の燃費を向上し、AT車についてはエコカー減税対象モデルとした。またクーパーS(3ドア/5ドア)は従来オプション装備品であったITSスポット対応のETC車載器システムと自動防眩機能付きルーム・ミラーを標準装備とした。
■2015年9月
BMWはミニの基幹モデルである3ドアハッチバックをベースにハイパフォーマンスモデルのジョン・クーパー・ワークスを追加設定し、2015年3月16日(MT車は2015年4月後半)から注文の受付を開始した。
外観デザインは専用デザインのエアロキットを標準装備して精悍さを表現したほか、新開発のブレンボ製ブレーキキャリパーは赤く塗装されてJCWのロゴが刻印されている。アロイホイールは専用デザインの17インチが装着されている。
ミニ3ドアに追加されるジョン・クーパー・ワークスは、レーシングスピリットを引き継いだ走りを特徴とする高性能エンジン搭載車で、これまでのミニでもさまざまなボディタイプに設定されてきた。搭載エンジンにバルブトロニックや高精度直噴、ツインパワー・ターボ・テクノロジーなどの技術を盛り込み、動力性能をミニ史上最強のものとしている。
新開発の直列4気筒2.0リッターエンジンは、170kW(231ps)/5200~6000rpmの最高出力を発生し、320N・m/1250~4800rpmの最大トルクを発生する。最大トルクはオーバーブースト時には350N・mに達する。トランスミッションは6速MTと6速ATの設定があり、ATは新設計によって燃費を約25%向上(新欧州サイクル)させている。同時に0-100km/hの加速は従来モデルより0.6秒も短縮して6.1秒を達成したという。
カーブ走行をサポートするエレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール(EDLC)、パフォーマンス・コントロールを備えたダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)などの最新の電子制御技術が標準装備されている。
同年8月25日には一部改良を行い、クーパー(3ドア/5ドア)の燃費を向上し、AT車についてはエコカー減税対象モデルとした。またクーパーS(3ドア/5ドア)は従来オプション装備品であったITSスポット対応のETC車載器システムと自動防眩機能付きルーム・ミラーを標準装備とした。
同年9月29日にはクーパーS 3ドア/5ドアをベースに、英国のビスポーク(注文仕立て)を彷彿させる特別な装備を施した特別仕様車「ジャーミン」を3ドアは40台、5ドアは140台限定で発売した。
■2016年4月
●MINI3ドア
BMWはMINI3ドアにクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを拡充し、2016年4月19日より販売を開始した。
クリーンディーゼル搭載モデルは2014年秋にMINIクロスオーバー、MINIペースマンに設定されているが、今回は3ドア以外にも5ドア、クラブマンに搭載されたことでMINIのラインアップにおけるクリーンディーゼル搭載車は10モデルとなった。
クーパーD3ドアに搭載されるのは1.5リッターの3気筒クリーンディーゼル。コモンレールダイレクトインジェクション、可変ジオメトリーターボなどの採用により、すぐれたレスポンスと低回転から力強いトルクが得られる。最高出力85kW(116ps)、最大トルク270Nmの性能を有し、電子制御6速ATとの組み合わせで23.9km/LのJC08モード燃費を達成。DPF(粒子状物質除去フィルター)、Nox吸蔵還元触媒などを採用することでポスト新長期規制をクリアしている。
一方のクーパーSD3ドアには2.0リッターの4気筒クリーンディーゼルを搭載する。コモンレールダイレクトインジェクション、可変ジオメトリーターボなどの採用ですぐれたレスポンスと実用域から扱いやすい強力なトルクを発生する。最高出力125kW(170ps)、最大トルク360Nmのゆとりある性能を確保し、電子制御6速ATとの組み合わせで23.8km/Lの経済性が得られる。DPF、Nox吸蔵還元触媒などを採用することでポスト新長期規制をクリア。
両ユニットとも取得税および重量税は免税となり、自動車税についても75%減税が適用される。
●MINI5ドア
BMWはMINI5ドアにクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを拡充し、2016年4月19日より販売を開始した。
MINI5ドアは3ドアをベースにホイールベースを70mm延長し、ドアを4枚装備したモデルとして2014年秋に登場した。これまではガソリン車のみの設定だったが、今回は5ドア以外にMINI3ドア、MINIクラブマンにもクリーンディーゼルが設定されている。
クーパーD5ドアには1.5リッターの3気筒クリーンディーゼルを搭載する。コモンレールダイレクトインジェクション、可変ジオメトリーターボなどの採用により、すぐれたレスポンスと低回転から力強いトルクを発揮する。最高出力85kW(116ps)、最大トルク270Nmの性能を備え、電子制御6速ATとの組み合わせでJC08モード燃費は23.9km/Lと良好だ。DPF(粒子状物質除去フィルター)、Nox吸蔵還元触媒などを採用することで、ポスト新長期規制にも対応している。
一方のクーパーSD5ドアには2.0リッター4気筒クリーンディーゼルが搭載される。コモンレールダイレクトインジェクション、可変ジオメトリーターボなどの採用により、すぐれたレスポンスと実用域から力強いトルクを発生する。最高出力125kW(170ps)、最大トルク360Nmのゆとりある性能を確保し、電子制御6速ATとの組み合わせによるすぐれた経済性も特徴だ。DPF、Nox吸蔵還元触媒などにより、ポスト新長期規制をクリアする。
1.5&2.0リッタークリーンディーゼルはすぐれた環境性能により取得税および重量税は免税となり、自動車税についても75%減税が適用される。
■2016年6月
BMWはMINIのエントリーモデルであるONE 3ドア/5ドアをベースに、BMWグループ誕生100周年を記念した特別仕様車「ビクトリア」を設定して、2016年6月23日に300台限定で発売した。
「ビクトリア」は、英国を象徴するユニオンジャックカラーの赤、青、白の3色のボディ・カラーと、コントラストが映えるカラーのミラーキャップ、サイドストライプが特徴。またナビゲーションパッケージやシートヒーター、ホワイトターンシグナルライトなどが追加で装備されている。
なお車名は、ロンドンを代表する街のひとつであるビクトリアに由来している。
■2016年8月
BMWはミニ3ドア/5ドアに特別仕様車「セブン」を設定して、2016年8月26日に発売した。
「セブン」の名は、1959年にミニiが初めて誕生した時のモデルのひとつである「Austin Seven(オースチン・セブン)」に由来。“7”をモチーフとしたオースチン・セブンのデザイン・アイコンをはじめ、英国らしい伝統的なデザインを活かしながら、より洗練した気品漂う大人に相応しいデザインを細部にまで施している。
エクステリアは、ミニをさらに上質に仕上げるMINI Yours(ユアーズ)デザイン・プログラムのボディーカラー「ラピス・ラグジュアリー・ブルー」に、専用色のメルティング・シルバーのルーフとミラーキャップを採用。さらに専用デザインの17インチアロイホイールと、モルト・ブラウンをアクセントカラーに採用した専用のボンネット・ストライプをあしらっている。
インテリアは、モルト・ブラウンをアクセントカラーに、ダッシュボードやシートのチェック柄に採用。また専用のデザインモチーフを、特徴的なセンターメーターや、ドアシルに施している。
2017年4月1日には価格改定を行った。