ホンダ シビックタイプRユーロ 「やはり赤バッチの資格アリ！」のユーザーレビュー

やはり赤バッチの資格アリ！

2016.6.7

総評

自分は一台持ちしか出来ない為豪雪地帯住みも含め冬道対策はナーバスになりますが、それ以外は下手な車両より全てにおいて優秀な車両と思います。中々両立されている車両が少ないこのご時世の為これからも末長く大切に乗って行きたいと思います。

満足している点

各社のスポーツカーと十分に戦える能力がある上に日常ユースを一切犠牲にしていない汎用性の高さ。リッターあたり100PSのハイパワーエンジンの割に燃費が良くなおかつ数値も安定している。車両台数が少ない為所有欲は非常に満たされます。NA方式の為ターボ車と比べるとコンディション管理は簡単な上にハード走行時の耐久性も高い。

不満な点

最低地上高が純正でも12.5㎝とNSX並なので、冬道対策は非常に重要なファクターになります。

デザイン

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走行性能

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「FN2シビックタイプRユーロって本当に赤バッチの資格ある？」等の話をチラホラ聞きますが、個人的に所有して実際に街乗り〜サーキットまで走った上での感想は「FN2もしっかり赤バッチの資格大いにアリ」と思います。

確かにFD2と比較しちゃいますとスペック上のパワー、軽さ含めて酷ですが、単体で言えば他のスポーツカーと謙遜ないばかりか有利な点もたくさんあります。

ホンダタイプRエンジンの一つであるK20A型は過去のB16B型等に比べて高回転型に切り替わったタイミングが大人しいとも聞きますが、バランサーシャフト搭載のFN2でも切り替わりポイントはインジゲーターやタコメーターを見ずとも切り替わりが鮮明に伝わり実に気持ち良さは十分ありますし、何より低回転域トルクが意外にあると感じる為よほどでない限りはストレスないと思います。

ハンドリングについてもLSD付きFFですので、アプローチ〜脱出までの操作は通常FF車と異なる為最初は違和感ありますが、慣れるとしっかりと各操作に対し素直かつキビキビと動いてくれる為個人的には十二分の能力を持っていると思います。このあたりは元々コーナリングマシンのシビックの最大の長所だと思います。

ブレーキについてもパワーに対して十分の容量が感じられ、余程サーキットを本気で何十周もしない限りは破綻しないと思います。唯一気になるのは純正ブレーキパッドのダストの異常な多さは気にはなりますが…そちらは車外品等で解決出来る範囲ですので、不満はないです。

乗り心地

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タイプRと謳う中で本当にハイバランスなセッティングをされていると思います。

乗り心地自体は当然ファミリーカーに比べれば硬いですが、
街乗りや悪路で「痛い」と感じることは全くありません。
むしろ程よい硬さ故に特に長距離巡航時の疲労感はむしろ少なく感じられると思います。

静粛性についてもFD2はそちらを軽量化の為に犠牲にしている分FN2はむしろそちらをしっかり補強されている為、かなり大人しく感じられると思います。例えタイヤノイズが多少うるさい銘柄履いていても個人的にはその恩恵か全く気になりません。

積載性

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フレームがフィットベースというだけあり、スポーツカーとくくってしまえば「企画外の積載能力の持ち主」です。

積み方さえ考えれば純正サイズタイヤ8本十分積載可能です。

あとはシチュエーションに合わせて汎用性が高いのも魅力的です。

燃費

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燃費はカタログ値リッター10.6と現在出回っているクルマの中では「エゴ車」ですが、MT車の恩恵もあり実質余程飛ばすか、渋滞に長時間ハマってしまわない限りはむしろそれ以上の燃費を軽々出せる優秀な車両です。

エンジンは2リッター201馬力のハイパワーエンジンですが、
実質パワーで下降修正がほとんどない為、極寒渋滞ハマり意外は悪くてリッター8.5、長距離巡航時リッター15.7と予想以上に優秀です。

価格

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故障経験

現地点での故障はなく、しっかりメンテナンスしてあげればしっかり乗れる車両かと思います。

ただ、所有車両の元々だったのか、セルの不安定感とクラッチペダルの若干の異音が気になりますが、まだ所有してからが浅いので、少しずつ勉強し解決していこうと思います。