2003年2月
■2003年2月
アウディのトップグレードとしてデビューしたRS6及びRS6 アヴァントは、秘めたハイパフォーマンスな性能を外観を一見するだけでは分かりにくい控えめなフォルムとデザインになっているといえる。A6シリーズに準じたデザイン・アイデンティティを継承し、そのエクステリアの特徴は、ハニカムデザインの迫力あるエアインテークがフロントにレイアウトされ、上品なサイドシルやデザイン変更されたリヤエプロンといったもの。さらに膨らんだフェンダーに収まる、大径19インチのアルミホイールからその圧倒的なパフォーマンスが垣間見れる。アルミブロックを採用したV8 4.2リッター・ツインターボユニットは圧巻の450psを5700-6400rpmで、最大トルク57.1kg-mを1950-5600rpmという広い回転域に渡って発揮。2基のターボチャージャーと2基のインタークーラーの組み合わせにより最適化された加給効率によって、この脅威の出力特性を実現している。5速オートマチックティプトロニックトランスミッションを介しての0-100km加速はわずかに4.7秒。