911ターボとターボS試乗。カレラのターボ化を受け本家ターボはどうなる?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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昨年、「911カレラ」「911カレラS」がフェイスリフトを受け、ダウンサイジングされた3.0Lフラットシックスにツインターボを搭載して登場した。このスタンダード911(正確には991バージョンII)のターボ化によって、ポルシェ・ファンの大きな関心は「911ターボはどうなる?」へと移ったのだ。
そして、今年、年頭に開催されたNAIAS(北米国際モーターショー)でポルシェの回答が発表された。911ターボ、正確には「991-IIターボ」がワールドプレミアを飾ったのである。その興奮も冷めやらぬ1月18日から、ポルシェは南アフリカのヨハネスブルグで10日間にわたり、各国のジャーナリストを招待して試乗会を開催した。なぜ南ア、それもヨハネスブルグなのかといえば、まず南半球なので安定した夏の天候が期待されること。そしてターボに適したキャラミ・サーキットが利用出来るというメリットもある。実は、この伝説のサーキットは一昨年、競売に掛けられ、結局ポルシェ・ディーラーを経営する事業家のトビー・ヴェンターの手に渡り、現在改装工事が行われている。そしてまず、新装なったおよそ4.2kmのコースでのトラックテストがツアーに含まれていたのである。
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