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新型エンジンで燃費UP 三菱 RVRを再評価!

新エンジン搭載で燃費大幅アップ

現行RVRがデビューしたのは2010年2月。初代と2代目はスライドドアを採用するなどミニバン的要素が強かったが、ご存じのように現行モデルは正統派SUVへと大きな方向転換を図ってきた。

乗用車的な洗練度とSUVらしい力強さを融合したデザインは決して派手ではないが、キラリと光るサムシングをもっているし、パッケージングにもスキがない。スリーサイズは全長4295mm×全幅1770mm×全高1615mmとコンパクトながら、兄貴分のアウトランダーと同じ2670mmのホイールベースを確保することによって大人4人にとって十分な室内スペースを確保。海や山といった休日のレジャーだけでなく、シティーユースにも無理なく使える機動性を発揮する。

そんなRVRに、従来の「4B10型」に代わる新エンジン「4J10型」が投入された。この先は少々ややこしい話しになるが、しばらくの間お付き合いいただきたい。旧タイプの「4B10型」と新タイプの「4J10型」。似ているのは型式名だけじゃない。1798ccという排気量、ボアストローク(86mm×77.4mm)、最高出力(139ps)、最大トルク(172Nm)に加え、最高出力発生回転数(6000rpm)、最大トルク発生回転数(4200rpm)までピタリと同じ。スペック表を見ただけでは違いに気付くのは難しいし、もし気付いたとしても、従来エンジンの改良版と解釈するのが自然だろう。加えて、最廉価グレードの「1.8E」に4B10型が引き続き搭載されていることも話しをややこしくしている。

ところが「4J10型」はミツビシが一から開発したまっさらのニューエンジンなのである。もちろん、有形無形のノウハウの継承はあるだろうが、DOHCからSOHCになったヘッドまわりだけでなく、ブロックも新設計。ならばなぜ細かなスペックまで揃えたのか? エンジン設計を担当した三菱自動車の村田真一氏は「もともと4B10型でも十分な性能をもっていたため、スペックはあえて揃えました」と語る。では新エンジンの狙いはどこにあるのだろう?

 

答えは燃費にある。4J10型を搭載したRVR(FF)の10:15モード燃費は17km/L。これは4B10型搭載モデルの数値(15.2km/L)を約12%も上回る。より実用燃費に近い値が出るJC08モードでは14%以上の改善だ。これには「オートストップ&ゴー」と呼ぶアイドルストップシステムの寄与も含まれるが、結果としてRVRの燃費はSUVとしてはトップクラスになり、75%軽減のエコカー減税対象にもなった。

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