近未来のクルマが続々。米国最大の家電ショーCESからレポート
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:塩見 智
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:塩見 智
毎年正月に北米ラスベガス・コンベンション・センターを中心に開かれるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2017。家電ショーとして50年の歴史をもち、過去にVTR、ファミコン、CD、レーザーディスク、Xboxなど、数々の電化製品がお披露目された。ここ数年は自動車の電化、自動運転化が著しいこともあってか、自動車メーカーの出展が相次ぎ、一部はモーターショーの様相を呈していると事前に聞いていたが、その通りだった。気になった自動車関連ブースを紹介していく。
まず訪れたのは、1月2日のコラムでも触れたファラデー・フューチャー。プレスカンファレンスから数時間たっても人がまったく減らないのは、同社初の市販車「FF91(「エフエフナインワン」)」が展示されているからだ。車名の「9」は一番大きな数字であり、フラッグシップを意味する。今後、下のクラスにモデルを出す場合には「81」とか「61」という車名を用いるという。「1」は最初のクルマという意味。モデルチェンジすれば92となるということらしい。
VPA(バリアブル・プラットフォーム・アーキテクチャー)に載るボディは、外寸が発表されていないものの、かなりロングホイールベースの大型クロスオーバーだ。Cd値0.25、最高出力1050ps、バッテリー容量130kWh(20分で80%充電可能)、航続距離378マイル(608km)以上と派手なスペックが並ぶ。4WDで4WSだ。ブースにいた営業のジョセフ・ツべグナー氏に「テスラを意識してますね」と話しかけると、即座に「テスラより動力性能が上回っているにもかかわらず、より広いスペースがあります」と返ってきた。テスラ関連の想定問答は完璧なのだろう。発売は2018年。現在はアメリカと中国のみで予約受け付け中。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
軽の「スポーティハッチバック」登場!? イケてる「ミライース」なぜ出来た? ダイハツだから出来るコトとは
アメリカンスポーツカーの代表格「シボレー・コルベット」に2つの限定モデル登場! 伝統と魂を表現した右ハンドル仕様
『トヨタ・セリカ(ST162型)』“非4WD”のグループAセリカ【忘れがたき銘車たち】
フォルヴィア 新世代77GHzレーダーセンサーはあらゆるADASプラットフォームにに対応
マルケス兄弟、新たにアウディとスポンサー契約を締結。同グループのドゥカティ販売増にもつながる?
アウディ、新型BEV「Audi Q6 e-tron」をワールドプレミア ポルシェと共同開発したPPEの初の量産モデル
イカツいボディに可愛い丸目4灯!「YPY30セドリック・パトロールカー」【魅惑の自動車カタログ・レミニセンス】第40回
フォーミュラEが新たにマニュファクチャラー・トロフィーの導入を発表。今季シーズン10より導入開始
“ファースト・ランボルギーニ”「350GT」、デビューからなんと60年を経てジュネーブで復活!
マツダ 参加型モータースポーツの活動計画を発表
今年のウイリアムズF1はポテンシャル充分! アルボン、開幕2戦で無得点も「マシンからタイムを引き出せるはず」
ネクサスからカワサキ ZX-6R(24-)用カスタムパーツ4アイテムが登場!
【訃報】篠塚建次郎氏…WRCとパリダカで日本人初優勝、生涯現役を貫いたレジェンド
青のストライプと真っ赤な内装、どちらがお好み? 「コルベット」特別仕様車は限定40台
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち