マツダ CX-3とデミオを一括改良。それぞれに特別仕様車も設定
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
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マツダは10月14日、「CX-3」と「デミオ」の改良車を発表し、予約受付を開始した。すでに「アクセラ」と「アテンザ」の改良モデルは発売されており、これでマツダ登録乗用車の約80%を占めるという主力4モデルの改良が短期間で完了した。
CX-3とデミオに共通する主な改良点は、ステアリング操作に応じてエンジンのトルクを自動制御して操縦安定性を高める「G-ベクタリング コントロール」、フロントとリアのダンパーやブッシュなど足回りの最適化、ディーゼルエンジンのノックオンを抑制する燃料噴射制御技術「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」、フルカラー化や高コントラスト化で視認性を向上させた「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」、ハイビーム時に配光の最適化で夜間視認性を高める「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」、衝突回避・被害軽減技術の充実など多岐にわたる(一部グレード別設定)。
CX-3では、上記に加えて室内の静粛性向上のためにリフトゲートのガラスの板厚アップや遮音・吸音材の追加などを実施。また、運転席には10wayパワーシート&シートメモリーを新設定し、シートポジションと連動してアクティブ・ドライビング・ディスプレイの角度などが調整できる機能を追加した(グレード別設定)。安全面では、衝突被害を軽減する「アドバンスト スマートシティ・ブレーキサポート」が進化し、全車に標準装備。歩行者の検知も可能となり、作動速度域も車両検知で約4~80km/h、歩行者検知で10~80km/hまで拡大された。
エクステリアに大きな変更はないが、金属質感を追求した「マシーングレープレミアムメタリック」のほか、「エターナルブルーマイカ」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」の3色を新採用。また今回、「XD Lパッケージ」のAT車をベースとした特別仕様車「XD Noble Brown」を用意。シート素材や先鋭感を打ち出したインテリア、高輝度ダーク塗装を施したアルミホイールなどが装備される。
デミオでも安全機能、運転支援の強化を実施。中高速走行時の衝突被害を回避または軽減する「スマート・ブレーキ・サポート(SBS)」、約30~100km/hの範囲で前車追従走行を可能にする「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」、後退時の衝突被害を軽減する機能などを新たに装備した(グレード別設定)。
デミオにも「マシーングレープレミアムメタリック」のほか、「ディープクリムゾンマイカ」「エターナルブルーマイカ」「ソニックシルバーメタリック」の新色を設定。特別仕様車は「XD ツーリング」「13S ツーリング」のAT車をベースにした「Tailored Brown」が用意された。ライトブラウン&ブラックを基本にオレンジのアクセントを加えた専用インテリアで、「上質なアート空間」を表現したという。
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