Cクラス初のオープンモデル、Cクラス カブリオレが日本発売
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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9月28日、メルセデス・ベンツ日本はCクラス初のオープンモデルとなる「Cクラス カブリオレ」を発売した。
グレードは1.6L 直4 直噴ターボを搭載する「C 180 カブリオレ スポーツ」、2.0L 直4 直噴ターボを搭載する「C 300 カブリオレ スポーツ」(※受注生産)、3.0L V6 直噴ツインターボを搭載する「メルセデス AMG C 43 4マチック カブリオレ」、4.0L V8 直噴ツインターボを搭載する「メルセデス AMG C 63 S カブリオレ」の4種類。
そのスタイリングのみならず、Cクラス カブリオレには最上級モデルであるSクラス カブリオレ譲りの技術も数多く投入されている。「アコースティックソフトトップ」と呼ぶ遮音性と耐侯性に優れたソフトトップもその一つで、ブルー/ブラック/ダークレッドの3色を用意。50km/hまで開閉可能で、開閉にかかる時間は約20秒だ。
ボディはSクラス同様、セダン開発初期からカブリオレとしても十分なボディ剛性が確保できるように考慮されているといい、ボディシェル前端やドア周辺、ルーフ周りはカブリオレ専用の強化設計になっている。
オープンドライブ時に室内への風の巻き込みを抑える「エアキャップ」、ヘッドレスト下部から温風を吹き出して首の周囲を暖める「エアスカーフ」も装備。クライメートコントロールシステム(空調制御)はステアリングを握る手に温風を当てるなど、トップの開閉状態に応じて制御される。また、後部トランクルーム内にある左右のスイッチで50:50の分割可倒式リアシートを倒すことが可能だ。
エンジンは各グレード別に4種類。メルセデス・ベンツ・モデルには、1.6L 直4 直噴ターボ(156ps/250Nm)と2.0L 直4 直噴ターボ(245ps/370Nm)。AMGモデルには3.0L V6 直噴ツインターボ(367ps/520Nm)と4.0L V8 直噴ツインターボ(510ps/700Nm)が搭載される。駆動方式は3.0L V6ターボを搭載する「メルセデス AMG C 43 4マチック カブリオレ」のみ4WDで、他の3グレードはFR。最強スペックとなる4.0L V8を搭載する「AMG C 63 Sカブリオレ」の0-100km/h加速は4.1秒(欧州参考値)となっている。
トランスミッションは9速トルコンATの「9Gトロニック」を採用。「メルセデス AMG C 43 4マチック カブリオレ」は強化バージョンとなり、「AMG C 63 S カブリオレ」のみ湿式マルチプレートクラッチを用いた7速の「AMGスピードシフトMCT」を組み合わせる。
2種類のレーダーとステレオマルチパーパスカメラによってクルマの周囲360度をカバーする安全運転支援システムの「レーダーセーフティパッケージ」も全グレードに標準装備。ステアリング操作のアシスト機能を備えるディストロニック・プラス、歩行者検知機能付のプレセーフブレーキ、被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システムのリアCPA、ブレーキ補正機能を備えたアクティブレーンキーピングアシストなどが含まれている。
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