テスラ初のSUV、モデルX初披露。航続距離542km、後席ドアにも注目
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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テスラモーターズジャパンは9月12日、「ロードスター」「モデルS」に続く第3のモデルとなる電気自動車SUV「モデルX」を国内初公開した。バッテリー容量は4種類で計5グレードがラインアップされ、価格はエントリーモデルの「60D(60kWh)」が895万円、ハイエンドモデルの「P100D(100kWh)」が1611万2000円となっている。今後予約される分のデリバリーは2017年春頃になる。
モデルSとプラットフォームを共用するモデルXは、フロアに敷き詰めたバッテリーにより背の高いSUVには有利となる低重心を確保。駆動方式は前後のデュアルモーターによる4WDで、航続距離は容量100kWhのバッテリーを搭載する最上位グレードのP100Dで最長542kmの走行を可能としている。また、0-100km/h加速は3.1秒、最高速度は250km/hに達する。
外観はすっきりとした印象のモノフォルム形状で、Cd値は全SUV中で最も低い0.24を実現しているという。特徴的なのは「ファルコンウィングドア」と呼ばれる後席に設けられた電動開閉式のドア。写真のとおりガルウィングのように上部に開く際、2ヵ所にあるヒンジの動きによって30cmほどのスペースがあれば開閉可能となっている(右はニコラ・ヴィレジェ社長)。間口が広いため乗降はもちろんのこと、チャイルドシートに子供を座らせる動作なども楽にできそうだ。
室内には3列シート7人乗りの座席を装備。インストルメントパネルには17インチの縦型タッチパネルが収まる。クリーンを信条とするテスラらしく、車内を手術室と同じレベルの空気で満たすという、医療用HEPAエアフィルトレーションシステムも用意されている。
・60D(60kWh)=895万円
・75D(75kWh)=999万円
・90D(90kWh)=1151万円
・P90D(90kWh)=1381万円
・P100D(100kWh)=1611万2000円
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