新型セレナが初公開。自動運転技術を搭載して8月下旬に発売
掲載 更新 carview! 写真:編集部、日産自動車
掲載 更新 carview! 写真:編集部、日産自動車
日産は7月13日、8月下旬に発売を予定している5代目の新型セレナを初公開した。セレナは1991年の初代発売からこれまでに累計150万台以上を販売したコンパクトミニバン。新型には初搭載となる自動運転技術「プロパイロット」など、最先端の装備を盛り込んできた。
フロントは、先代モデルで採用した二段ヘッドランプと、日産デザインの象徴である「Vモーショングリル」により精悍で立体的な表情を構成。サイドでは、セレナのトレードマークである「シュプールライン」と呼ばれる処理でスポーティ感を強調した。内装では、空間の広がりを感じさせる横方向の流れを意識し、さらに薄型化したメーターを前方に配置することで開放感を演出したという。
既に搭載している「エマージェンシーブレーキ」、「車線逸脱警報」、「アラウンドビューモニター」、「スマート・ルームミラー」などの安全技術に加え、自動駐車機能「インテリジェントパーキングアシスト」を新たに採用。さらに、渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御してドライバーをサポートする自動運転技術「プロパイロット」を日産車として初めて搭載(グレード別設定)。同技術を搭載したグレードの価格は300万円以下になるという。
エンジンは現行車と同じだが、細かい部分の見直しや最適化により燃費性能を向上させた「スマートシンプルハイブリッド」を採用。サスペンション取り付け部やバックドア開口部の剛性向上に加え、ショックアブソーバーのサイズアップで、高速道路などでの車線変更時の応答性や安定性を向上させたという。
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