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VR技術やAR技術がクルマの販売や開発を変えていく

VR技術を積極的に利用するアウディ

サイバー空間で現実をシミュレートするコンピューターサイエンスの一つである「VR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)」は様々な分野で活用されている。もっとも親しみやすいのはコンピューターゲームだ。クルマの場合は、たとえF1レーサーでもレースがないときはVRで次のレースに感覚を慣らしているし、F1マシンのハンドリングも実際にVRでセッティングしている。また、医療の現場では高度な手術の習得や、術式を事前にシミュレートすることも当たり前のように行われている。

このVRは十数年前から考案されてきたが、画質や処理スピードを高めるためのコンピュータをはじめとするデバイス類もコンパクトで安価になり、4Kや8Kという超高画質なビジュアルも提供できるようになったので、リアリティが増している。

このVRを自動車販売の現場で積極的に利用するのはアウディだ。デジタル技術を駆使することで世界中のセールスマンやユーザーに高度に洗練された技術をわかりやすく直感的に理解してもらうためのツールを提供するのだ。つい最近開催された同社のワークショップでも、オキュラスリフトやHTCと共同開発したという様々なデジタルツールの活用が公開された。

ショールームでは、ユーザーはヘッドセットを着け、興味があるモデルの詳細な情報をVR空間で体験する。エクステリアやインテリアの色や素材を変えるなどカスタマイズもしやすい。実際に試してみたが、左右100度の視野をもち、毎秒90枚の画像処理が可能なVRによって、クルマのスペックが直感的にわかりやすく理解できた。

こうしたVRツールが活用できると、たくさんの実車をデモカーとして持つ必要がないので、メーカーは多様なモデルを開発できるし、ディーラーも投資が少なくて済むわけだ。

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